認定NPO法人日本血管映像化研究機構は、新しい医学をつくろうとして活動しています。それには新しい武器がないと病気には勝てません。その武器が血流維持型汎用血管内視鏡(NOGA)と言います。カテーテルで血管の中を観察するものです。これまでも使われてきましたが、これを大動脈に応用したところ、これまでわかっていなかったことがどんどんわかってきています。大動脈という全身を循環させる高速道路のようなものが動脈硬化という油などで汚れてくることは知られていましたが、それの全身への影響はまだ十分知られていませんでした。その常識をひっくり返しつつあります。
その分野の会を準備したとき、Notionを本格的に使い始め、多くの書類をNotionで効率良く自前で行うことができました。以前より医療関係者向けの本はずいぶん企画していたので、その経験からNotionの本を書こうと考えました。その時に、出版社の方からずいぶん紙の本の苦境を聞いていました。では電子書籍ですかと言ってもいやあ、とのことでした。みなさんネット記事はちょこちょこ調べ、YouTubeも…などいつもの議論が続いていました。ということは、まとまった自己研鑽の媒体もあまりないということです。Notionで原稿は出来上がっていたので、どうしようかなと思っていたのですが、そこまで浸透していないので文字や図表を再度別の形式にしないといけないかもと思いました。
考えてみると、検索やNotion AIが出たので、ここに入れっぱなしにすれば検索できることもわかりました。ファイルのやり取りもできます。紙の限界も超えており、電子書籍にありがちなわれわれがモニターの枠にはめられることもなく、ネット記事でもあり、動画も見ることができます。ただ、通常は表形式です。ネット記事の題名をを50個並べられたら見るほうもしんどいです。視覚的に楽にならないかと考えてみてできたのがNotion Booksです。
この方法は、Notionの基本技術を使っているだけのものですが、本の概念が変わるかもしれません。学問の交流の場になれればと思います。Notion Book, 学術研究、医学研究について認定NPO法人日本血管映像化研究機構からメールマガジンを配信しています。何らかのコミュニティも検討しています。もしよろしければご登録をお願いします。
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